通なら“絶対に入らない”レストラン“は? イタリア旅行「基本のキ」 外食の相場料金など食事事情

2025/10/13

旅行を計画する際のお悩みに、旅行のエキスパートが集うトラベルズー編集部スタッフが応えます。「ホテルはどこに泊まればいいの?」「定番ではない穴場はどこ?」「おすすめのお店は?」…などなど、おさえておきたい耳より情報が満載です。今回は、イタリア通のスタッフに食事関連のお役立ち情報を聞きました。

【この人に聞きました】Kaori Miyajima
ほぼ月に1回は国外に飛び出している、トラベルズー編集部で最もフットワークが軽い海外旅行の達人。仕事にプライベートに、20年以上、海外を飛び回ってきた“渡り鳥”のような存在です。旅慣れた海外旅行の上級者向けに、定番ではない、一歩先行く旅のヒントを紹介しています。旅先で撮影する写真は1日あたり数百枚。記憶にも記録にも残る1枚を撮影できる場所探しも得意です。
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■イタリア「基本のキ」シリーズ一覧
基本編
交通事情編
宿泊のおすすめエリア&ホテル編
食事編
観光&ショッピング編


🍝イタリア食事&グルメ事情

・カフェ、レストランなどで食事する場合、料金の相場はどれくらい?

入るお店の格式などにもよるのでピンキリですが…観光地では前菜、パスタ、メイン、スイーツ、ドリンクを頼んだら1人50~80ユーロ以上でしょうか。軽く済ませたいなら、ピザ1枚なら15ユーロくらいで済むかと思います。サンドウィッチなどのストリートフードなら、8ユーロくらいでも済ませられるかもしれません。


・現地のレストラン情報の調べ方

Googleマップのクチコミを読んだり、現地で実際のお店の雰囲気をみて決めています。

絶対入らないレストランは、日本語で呼び込みをしているところ。人気のレストランは、人を呼ばなくてもお客さんであふれています。また、テーブルの上にタバスコが置いてあったら絶対パスです(イタリア人はタバスコとケチャップを使いません)笑


・食中毒関連で気を付けるべきことは

実はイタリアで食中毒を気にしたことはありません。

イタリア人は“できたて”へのこだわりが強く、採れたての食材をいかに早く口に運ぶか、が勝負というところがあると思います。

基本的にちゃんとしたレストランであれば、作り置きではなくオーダーごとに調理します。また、複雑なソースや長時間保存のメニューが少なく、料理は「オリーブオイル+塩+ハーブ」を「焼く or 茹でる」でほとんど完成。

レモン、トマト、酢、アンチョビなど、酸と塩の使い方も天才的なので、菌が繁殖するメニューもほとんどないと思います。


・Kaoriさんが感動した旬の食べ物、名物は?

日本に比べ、野菜とフルーツはどれも濃くて太陽の味がします。

とくに、トマトは苦手な人でも絶対食べてみてほしい…! 甘くて皮が厚くて最高です。スーパーで買って小腹が空いたときにつまむほど好きです。

夏の桃やメロン、ぶどうも日本より安くて甘いです。イタリアへ行く時は必ず小さなまな板とカットナイフを持っていき、現地でフルーツをたくさん食べるようにしています。

料理は何を食べてもおいしいのですが、やはりその土地の名物が一番おいしいです!

例えば、ナポリではミラノ風カツレツではなくナポリピザを必ず食べるというふうにすればハズレないかと思います。夏に行ったリグーリアの名物バジルジェラートは今までで一番感動しました。


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