ワーケーションAtoZ~リゾート編~

2020/05/20

再び自由に旅を謳歌できる日が来たら、どんな旅行を実現したいですか?どんな時でも、旅好きのトラベルズーメンバーなら「仕事も旅行も、愉しく両立したい!」との思いに変わりはないはず。もしかすると、その希望が現実となる未来が近づいてきているかもしれません。

仕事の都合や土曜や大型連休にこだわらず、お得に宿泊できるオフシーズンや平日にも旅に出ることができるとしたら…?今回は、そんな夢のような「ワーケーション」について紹介します。


■ワーケーションって何?

ワーケーション(Workation、Worcation)」とは、「ワーク(Work)」と「バケーション(Vacation)」を組み合わせた造語で、リゾート地など普段の職場とは異なる場所で働きながら休暇を取得する仕組みのこと。

アメリカ発祥の働き方とされており、日本国内での注目度も上昇中。遠出せずに自宅の近隣宿泊施設などで非日常を楽しむ「ステイケーション」、出張の前後に有給休暇を取得し、出張先で個人旅行を楽しむ「ビジネス(Business)」と「レジャー(Leisure)」の融合スタイル「ブリ―ジャー(Bleisure)」などと合わせ、新しい旅のスタイルとして話題に上ることが増えてきました。

通常とは異なる場所で業務にあたる、という点では「テレワーク」と同じ働き方ですが、ワーケーションの場合はさらに、リゾート等でリラックスしながら働く、という点がポイント。休息効果が得られるのなら、都内のラグジュアリーホテルや海外リゾートを拠点にするのも「ワーケーション」と捉えることができそうです。また、より“バケーション”らしさを追求するのなら、国内外のリゾート地を拠点に、1泊だけでなく2~5泊滞在して業務にあたるのが理想です。


■ワーケーションのメリット

ワーケーションのメリットは、なんと言っても「仕事も旅行も両立できる」ということ。どういった効果が得られるか、旅行者視点で考えてみました。

  • お財布にやさしい:通常のビジネスデー(月~金曜)にリゾート地に滞在するため、土曜・大型連休などの特定日よりお得な料金で宿泊可能。
  • リゾート地“本来の顔”に出会える:平日なら、観光客も比較的少なく、心と体を休めるのにぴったりな環境が手に入るかも。人混みを避け、その土地本来の静寂さに触れるチャンス。
  • 転地効果で創造性アップ:旅先で心身ともにリフレッシュすれば、日常では得られなかったアイデアやモチベーションが生まれる可能性も。睡眠の質が上がり、生産性の向上も期待できそうです。
  • ロングステイも自由自在:多忙を極める旅好きのビジネスパーソンなら、長期旅行は決断しづらいもの。テレワークを活用できる業種・職種なら、リゾート先でも通常通りのパフォーマンスを発揮できる可能性大。そうすれば、これまで2泊程度で帰ってきていたリゾート地でも、ミドルステイ・ロングステイが実現できそう。現地グルメを愉しんだり、地元スーパーを巡ったりと、憧れのリゾート地で“暮らすような滞在”を叶えるのも夢ではありません。

■ワーケーションの心配事

ワーケーションには様々なメリットがある一方、顔を合わせて仕事ができない分、いつも以上に働き方や周りに配慮する必要があることも事実です。例えば…。

  • オンオフの切り替えが困難:お気に入りの滞在先なら、ついつい気持ちが緩んでしまうことも。ビジネスアワーの確保と生活リズムの調整は、より厳しく自制していく必要があります。
  • 時差の発生:海外リゾートを拠点とした場合、問題となるのは時差。社内やクライアントとの事前調整が欠かせません。
  • お財布に厳しい:メリットの「お財布にやさしい」とはまったく逆の状況。長期滞在となった場合、自宅家賃+滞在先での費用が必要なため、結果として多くの予算が必要になる可能性も否めません。
  • ネット環境の整備:テレワークにはインターネット環境の整備が必須。ワーケーションに適した滞在先を選択する際は、携帯電話・スマートフォンやメールで連絡が取れ、作業に支障のないネットワーク環境の整ったリゾート地であることが前提条件となりそうです。

■ワーケーションという選択

新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに、首都圏を中心に徐々に拡がりを見せてるテレワーク。オフィス以外でも仕事ができる、という状況が定着すれば、「旅先で勤務する」という働き方にも注目が集まるはず。また、4月には、環境省が令和2年度補正予算案の中で国定・国定公園、温泉地でのワーケーションを推進することも掲げました。

こういった流れを見ると、ワーケーションという選択は遠くない未来、一般的なものになっていくのかもしれません。アフターコロナの世界で、わたし自身もチャレンジしてみたいと思います。

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Aki Sato:
ジャンクフード・競馬・落語・講談を愛する旅行業界出身の元ニュース編集者。温泉旅へ行く理由は「ザ・旅館飯」。


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