【編集部に聞きました】行ってよかった世界遺産…眠さもふきとぶ感動、フランス通のイチオシ、12月工事完了の大鳥居ほか

新倉山浅間公園からの眺め 観光イメージ
新倉山浅間公園からの眺め 観光イメージ
2022/11/28

トラベルズー編集部スタッフが「旅」に関する質問に全力で回答する「編集部に聞きました」シリーズ。8月に公開した「夏に泊まってよかったホテル旅館情報」が好評だったことを受け、今回はトラベルズー編集部に「行ってよかった世界遺産」を聞いてみました。国内海外問わず、注目のワールドヘリテージ情報が集結。次の旅行の参考にどうぞ!


■国内編

--いよいよ工事完了、新しい○○○へ出会いに

行ってよかった世界遺産は広島県にある厳島神社(広島)。正直、国内の神社仏閣で行ってよかったと思ったことはほとんどないのですが、そんな私でも充分に感動できるほど神秘的で魅力的でした。厳島神社の見どころといえば、やはり海中に立つ朱塗りの大鳥居。2019年6月から大改修工事に入り、残念ながら見られない期間が続いていましたが、今年の12月末に工事完了予定なのです。大鳥居全体を朱色に重ね塗りする作業が行われ、足場越しに綺麗な大鳥居が見られるそうなので、広島に行くことがあれば必ず訪れたいなとおもっています。(Taguchi Youichi)

--再登頂で何を思う?

行ってよかった、そしてまたぜひ行きたいのが世界遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の富士山(山梨・静岡)です。私が富士登山に挑んだ際は、まだ世界遺産に登録される前でしたが、登山初心者の私でも諦めず1歩1歩進むことで登頂ができたという経験は、人生も同じように1歩1歩着実に進んでいったら何か成し遂げられるかもしれないという根拠のない自信を与えてくれました。結局、まだ何も成し遂げられていないのですが…。今の自分が登ったら何を想うのか興味があります。また機会があれば行きたいと思っています。(Shino Tanaka)

--編集部のNew Faceが実践、ひとり旅×世界遺産

私の行ってよかった世界遺産は「屋久島(鹿児島)」。屋久島といえば…の「縄文杉」を、往復約10時間登山して見に行きました。登山初心者の私にはかなりのチャレンジだったのですが、歩けば歩くほど森は深く、木々は見たこともないほどに大きくなり、見渡す限りの大自然に心から魅了されました。加えて私はジブリ映画が大好きなので、山犬やその姫たちが出てくる某映画の世界観に大興奮!同行者が森の精霊的なキャラクターの人形を持っていたので、拝借して写真を撮りまくりました。とはいえ森や縄文杉の壮大さや神秘的な雰囲気は写真では決して伝わらないので、訪れた人だけが得られる感動だと思います。登山もガイドさんや同行者と話をしていれば結構あっという間なので、行く際にはガイド付きツアーに参加することをおすすめします!ひとり参加の方も多かったので、“おひとり”でも安心ですよ。(Ai Yasuda)

屋久島 観光イメージ

--大人が楽しい社会科見学へ出かけませんか

・関東近郊で行ってよかった世界遺産は、2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録された富岡製糸場(群馬)。世界遺産に登録されて以来群馬を代表する観光スポットとして知名度が高まった一方、「楽しかった」という声が聞こえてこないのがすごーく辛い。西洋の建築方法と日本瓦の屋根から感じる和洋融合の建築美が見事な「東置繭所」、開業当時の1872年(明治5年)にはまだ電灯が普及していなかったため自然光を取り入れようと工夫された「繰糸所」の窓、総監督のポール・ブリュナとその家族が住まった宿舎など、“大人の社会科見学”にふさわしい見どころがたっぷりあるのに…!いや、そうか、観光気分で気軽に行けないのがいけないのだろうか。ならば、お宝探しの気分で、建物のどこかのレンガに残る通称「ヤマニ」の刻印を探してみませんか。今年は開業から150周年を迎えた記念年にあたり、歴史やロマン探訪に興味があるトラベルズーメンバーにぜひ訪れてほしい世界遺産です。車の場合は上州富岡駅東駐車場に駐車し、「まちなか周遊観光バス」に乗りガイドを聞きながら製糸場へ。帰り道は製糸場から歩き、まち歩きとランチを楽しみながら駐車場へ戻るのがオススメです。予習には佐滝剛弘氏の「日本のシルクロード―富岡製糸場と絹産業遺産群」(中公新書ラクレ)を推薦します。(Aki Sato)

富岡製糸場 観光イメージ

■海外編

--「僕はボローニャをこの世に広めるために旅行業界に入りました」という編集部員より

昨年2021年に「ボローニャのポルティコ群(イタリア・ボローニャ)」が念願のユネスコ世界文化遺産に登録され、ボローニャをこよなく愛する僕にとってはこれ以上ないニュースになりました。ポルティコとは、日本でいうアーケードのこと。元々は居住空間を増設するために誕生し、1階通路部分をアーケード状にして、2階より上に部屋を増設した結果、このような屋根付きの歩道になったそうです。僕自身も天気に左右されることなく、ポルティコの下でカフェしたりぶらぶら散歩したりしていました。生活の一部にもなっているポルティコはまさにボローニャのシンボルだと思います。ミラノとフィレンツェの間に位置している都市ということもあり、一般的なイタリア周遊旅行ではスルーされがちなのですが、ボローニャにも斜塔があるほか、有名なボロネーゼを筆頭に美食の街でも有名です。トラベルズーメンバーの皆さんもぜひ、この世界遺産登録をきっかけにボローニャを訪ねてみるのはいかがでしょうか?ちなみに、故 井上ひさし氏の「ボローニャ紀行」は、ボローニャ愛を感じるおすすめの一冊です。(Hideomi Kiyose)

ボローニャ 観光イメージ

--生きてこの景色を見ることができて本当に良かった

行ってよかった世界遺産はカンボジアの「アンコールの遺跡群」です。実は私、飛行機が苦手です(できれば地に足をつけていたい…乗ったとしてもすぐに到着してほしい…!)。そんな絶賛日帰り旅行バンザイな私が仕事で海外添乗に行くことになり訪れたのがカンボジア。出発前、成田空港で前泊しているときに「1週間が早く過ぎますように…」と願って行ったはずが、到着してからは現地の人の温かさにふれたり、ご飯の美味しさを知ったりととても楽しく過ごし、アンコールワットを訪れた時に感動が極まりました。なんだろう…あの不思議な雰囲気…神聖さのなかにあたたかみがあって、ずっと見ていたくなるような…。とくに、オプショナルツアーとして早朝4時頃に集合して朝焼けのアンコールワットをお客様と一緒に見たときは、「生きてこの景色を見ることができて本当に良かった」と眠さもふきとぶ感動がありました。あの景色を見るなら長時間の飛行機も乗れる…!子供たちが大きくなったら、今度は家族と一緒に見に行きたいと思っています。(Mami Kurobe)

トラベルズー編集部 Mami Kurobe撮影

--そのものよりも道中が本当に感動的

私のおすすめはオーストラリア・ケアンズにある世界自然遺産の「キュランダ(クイーンズランドの湿潤熱帯地域 キュランダ熱帯雨林、オーストラリア)」です。キュランダの自然の素晴らしさはもちろんのこと、キュランダまでの道中が本当に感動的でした!行きはスカイレール(ロープウェイ)を利用し、途中何か所かで休憩をはさみながら、約45分ほどの空の旅を楽しめます。上空から見るジャングルや迫力満点の滝は本当に圧巻でした!帰りはキュランダ高原列車で約32kmの道のりをゆっくりと進みます。この列車はかつて「世界の車窓から」のオープニング映像を飾っていたことでも有名です。心地よい風を感じながら、キュランダの熱帯雨林の中をゆっくり進む時間はとても素晴らしい体験でした!絶対にまた行きたい世界遺産です。(Maki Iseda)

トラベルズー編集部 Maki Iseda撮影

--フランス好きの編集部員イチオシは…

フランス好きの私がイチオシの世界遺産は、コルシカ島の自然遺産で「ピアナのカランケ、ジロラータ湾、スカンドーラ自然保護区を含むポルト湾(フランス)」です。パリから飛行機で1時間半ほど、フランスの秘境とされる島・コルシカ島には手つかずの自然が多く残り、この美しい湾もその一つ。透き通るようなエメラルドグリーンの海の美しさには圧倒されます。絶景を眺めるには、ボニファシオの港から出ているクルーズで、断崖絶壁に建つ街並みと美しい海を遠望してみるのもおすすめ。ナポレオンの出身地であるコルシカは、食文化や言葉などもフランス本土とは異なり、人気があるのは栗のビールPietra(ピエトラ)。 香ばしい栗の風味が食欲をそそります。絶景もグルメも楽しめるコルシカ島、冬季はクローズする施設も多いため、夏のバカンス時期の訪問がおすすめ。(Shihoko Akahira)

観光イメージ

■クルーズ編

いまだに風景を思い出し感慨にふける世界遺産のひとつは、クルーズの寄港地で訪れ、乗船中にもその景色を眺めたノルウェーのフィヨルド(西ノルウェーフィヨルド群・ゲイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド、ノルウェー)。学生時代はフィヨルドという言葉は教科書のなかの地形の名前で、テスト勉強のために覚える単語でしかありませんでした。が、しかし、“百聞は一見に如かず”とはまさにこのこと。人類の歴史などほんの僅か。地球規模の歴史で創られたその圧倒的な自然の力強さと絶景に、当時20代の私は圧倒されてしまいました。動画や画像でもフィヨルドを見る機会はありますが、こればかりは実際に現地を訪れた人ではないと感じられない魅力があります。ぜひ一度は訪れてほしい…。(Keisuke Sato)

トラベルズー編集部 Keisuke Sato撮影

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投稿先:support_jp@travelzoo.com

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