“ディズニー好き”スタッフが伝授 テーマパーク起点のホテルガイド【旅行のエキスパートシリーズ】

旅行を計画する際のお悩みに、旅行のエキスパートが集うトラベルズー編集部スタッフが応えます。「ホテルはどこに泊まればいいの?」「定番ではない穴場はどこ?」「おすすめのお店は?」…などなど、おさえておきたい耳より情報が満載です。今回は、“ディズニー好き”のスタッフに、テーマパークと合わせて泊まりたいホテルを聞きました。
【この人に聞きました】Shiho Watanabe
「Watanabeさん、○○っていうショーが終わってしまうそうだよ」「残念です…。もう100回は行きました」——そんな発言がさらっと出てくる、編集部イチの“ディズニー好き”。旅行会社での勤務経験を活かし、世界中の空港と航空会社を知り尽くす、フライトのエキスパートでもあります。旅の目的はグルメなので、トラベルズーのメールマガジン「Top 20」では現地のグルメ情報を厚めに紹介中。その情報の“濃さ”から、今すぐ旅に出られなくても「Watanabeのグルメ情報だけは読んでおく」という編集部スタッフもいるほど。
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Q、旅費はパークで使いたい。宿泊予算を抑えるなら、どのエリアのどのホテルが良いか。
A、東京ディズニーシー(R)徒歩圏内にもかかわらず、お得に泊まれるのは『スパ&ホテル舞浜ユーラシア』。オフィシャルホテルやパートナーホテルなど、東京ディズニーリゾート(R)の提携ホテルではないので、“知る人ぞ知る”穴場ホテルです。2026年1月までスパ施設が改修工事中なので、大浴場やエステを利用できなくても構わない場合はリーズナブルに泊まれます。筆者が調べたところ、客室がホテルおまかせの素泊まりプランなら、大人1人あたり4,000円未満で泊まれる日もあります(8/8時点)。そのほか、新浦安まで足を延ばせば、パークまでシャトルバスが運行していながらも、比較的安価に宿泊できるホテルもあります。
Q、家族連れで泊まりたい。3人家族、4人家族、それぞれに合ったホテルをおすすめしてほしい。
A、せっかくなら、奮発して『東京ディズニーランドホテル』はいかがでしょうか。小学生以下の子どもなら、大人2名に対して添い寝2名まで無料です。館内にあるブッフェレストラン「シャーウッドガーデン・レストラン」も3歳未満は無料なので、思ったよりも追加料金はかかりません。15分早くパークに入園できるサービスのほか、ディズニー映画が上映されているロビーや、映画の世界をテーマにした庭園など、ワクワクもいっぱい。意外と知られていませんが、夏期限定の屋外プールもあります(有料)。
ちなみに5人家族なら、添い寝が3名まで無料の『ホテル エミオン東京ベイ』や『コンフォートスイーツ東京ベイ』もおすすめです。
参考:『東京ディズニーランドホテル』を含む「ディズニーホテル」の添い寝について
東京ディズニーリゾート(R)「ディズニーホテル 小さなお子さまづれのご家族も安心」
Q、夢の続きをホテルでも楽しみたい。おすすめのホテルは。
A、“パーク一体型”ともいわれる『東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル』のグランドシャトーは、2025/8/8時点で宿泊できるディズニーホテルのなかでも最上級ランクに位置づけられています。パーク内の城を望めるフロントデスク、プリンセスのドレスが飾られている宿泊者専用の廊下、華奢な調度品など、館内のいたるところで“夢の続き”を体感でき、新しい発見に出会えること請け合いです。そのほか、各ディズニーホテルのキャラクタールームや、『東京ベイ舞浜ホテル』の船室をイメージしたエコノミールームもユニークです。
Q、宿泊するなら、素泊まり・朝食付き・2食付き、どの食事タイプを選ぶのがベストか?
A、パークを目一杯楽しむなら、素泊まり1択!パーク内で利用できる「ディズニー・モバイルオーダー」が始まってからは、計画的に食事ができるようになったので、ホテル内での食事も魅力的ですが、せっかくならぜひパーク内で“ディズニーグルメ”を味わってほしいです。パークで遊んだあとに宿泊するなら、朝食付きもあり。『東京ベイ舞浜ホテル』にある朝食会場「ファンタジーダイニング」は、「美女と野獣」のような世界観が素敵です。
Q、オフィシャルホテル関連の宿泊料金が落ち着く時期はありますか。
A、ゴールデンウィーク前後、9・11~12月前半、正月明け~春休み前の期間は、宿泊料金も混雑も落ち着く時期です。平日に休みを取って訪れると、宿泊料金もチケット代もお得になり、満足度がぐんと上がります。

Q、今まで泊まったホテルで満足度が高かったのはどこですか。そのホテルの宿泊料金の目安は。
A、提携ホテルはどの施設も清潔感があり、サービスの質も高く満足でしたが、印象に残っているのは『ディズニーアンバサダーホテル』での朝食付きプランでの滞在です。理由は、パーク内とホテル内にキャラクターグリーティングレストランがなくなってしまったので、宿泊者限定のレストラン「シェフ・ミッキー」で食事中にキャラクターと写真が撮れるのが貴重な体験となっているからです。世界のディズニーリゾートにも存在するレストランなので、1度は訪れたい人もいるのではないでしょうか。2025/8/8時点での宿泊料金の目安は、1名あたり 宿泊費約25,000円+朝食代約4,800円で、総額約29,800円です(ホテルの宿泊とは別に朝食の予約が必要です)。
※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
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