旅のプロが羽田空港で過ごす1日 第3ターミナル・羽田エアポートガーデン編

羽田空港・第1ターミナル、第2ターミナルの穴場スポットや新スポットを取り上げた前回のBlog。今回は第3ターミナルと、それに隣接する羽田エアポートガーデンについて紹介します。羽田空港で長時間過ごさなければならなくなっても、前回と今回の2つのBlogを読めば快適に1日過ごせること間違いなし。これから旅行で羽田空港を利用する予定がある人は、要チェックです。
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■海外旅行の拠点、第3ターミナルは小江戸な雰囲気
2010年に第3ターミナルが完成して以降、羽田空港の国際線の発着便が増加し、現在では成田空港と並ぶ規模に。2024年版「世界で最も混雑する空港ランキング・トップ10」では、第3位にランクインするほどです。そんな第3ターミナルには、ユニークな新スポットや店舗が多数あります。
第3ターミナルの珍しいスポットといえば、日本橋。
■各国の航空機が並ぶ、第3ターミナルの展望デッキ
第3ターミナル5階にある展望デッキは、第1・第2ターミナルと比べて航空機との距離が近く、そのうえ主に並ぶのは国際線機材。海外旅行好きにはたまらないスポットです。
5階には滑走路を眺められるカフェ「EXPASA Cafe 羽田」もあり、朝8時から営業。
■空港なのに〇〇〇〇〇〇〇があるらしい
5階エリアには展望デッキのほかにショップやカフェがあり、なんと空港なのにプラネタリウムを上映する“プラネタリウム・カフェ”「Starry Cafe」があります。
さらに珍しいのは、空港なのに24時間営業の寿司屋、居酒屋があること。「ありそ鮨し」と「日本の味 Suginoko すぎのこ」は、深夜便で到着した場合も利用できます。
■もしもの時に利用したい便利スポット
第3ターミナルから海外へ出かける際、知っておきたい便利な店舗が2軒。まずは第3ターミナル4階の「ドン・キホーテ」。空港価格になりがちなトラベルグッズや医薬品が、街中の店舗とほぼ同じ価格で手に入ります。
もう1つは、「ビックカメラ」。旅行へ出かける際、家電製品の忘れ物があっても大丈夫です。
■早朝から焼肉も人気おにぎりも食べられるグルメスポット
「江戸小路」には話題のレストランが集結。2023年には「人形町 今半」や「SPAGHETTERIA VAVnova」などが新たにオープンしました。なかでも注目なのは、開業当初からある「焼肉チャンピオン」。
空港で食べられるのが驚きだったのは、大塚の人気店「おにぎり ぼんご」で経験を積んだスタッフが2023年4月にオープンした「おにぎり こんが」。
■隣接する羽田エアポートガーデンに初潜入
第3ターミナル2階(到着階)から直結する「羽田エアポートガーデン」は、2023年1月に開業した大型複合施設。日本文化を発信するショップやレストランが並び、外国人観光客はもちろん、日本人でも新鮮な体験ができます。
日本の土産物が一度に揃う、まさにインバウンド観光客向けのショップもありましたが、日本に住む私も見たことがないようなお土産も多々。
施設内のレストランは混雑も少なく、羽田周辺でゆっくり食事をしたい方にとって穴場的存在です。
■空港や都心の景色と天然温泉を満喫
今回、筆者は訪れませんでしたが、「羽田エアポートガーデン」に併設されたホテル『ヴィラフォンテーヌ グランド羽田空港』には、天然温泉の展望露天風呂を備えた「泉天空の湯 羽田空港」があり、ホテル宿泊客以外も日帰り入浴が可能。
第3ターミナルと「羽田エアポートガーデン」は、今後ますます進化が期待される注目エリア。第1・第2ターミナルと合わせて巡るには丸1日あっても足りないほどの充実ぶりです。「羽田エアポートガーデン」では、夏休みなどに子ども向けイベントも開催されているとのこと。旅の出発地としてだけでなく、“羽田空港を目的に訪れる旅”もこれから増えていきそうです。今後も最新情報を入手次第、紹介していきます。
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