新潟の風土を、13皿と建築で。1日1組のオーベルジュ『Né』へ

『Né』外観 イメージ ※画像出典:2026/6/9「株式会社Ahead of the curve」プレスリリース
『Né』外観 イメージ ※画像出典:2026/6/9「株式会社Ahead of the curve」プレスリリース
2026/10/05

東京から新幹線で約2時間、新潟駅から送迎車で約40分。田園の先に現れるのが、1日1組限定のオーベルジュ『Né』です。敷地の土を発酵させた土壁や新発田杉など、土地の素材と職人の手仕事でつくられた建築は、2026年「Architizer A+Awards」の「Architecture + Environment(建築+環境)」部門で一般投票第1位を獲得。58平米のスイートにも新潟の素材が息づき、バレルサウナ「sui」では井戸水と森の空気に身を委ねる時間が待っています。受賞建築を眺めるのではなく、その中で過ごし、眠る。ここでは、宿泊そのものが新潟を知る体験になります。

13皿で旅する、新潟の四季と風土

夜の主役は、総料理長・布施真氏による13皿のおまかせコース。その日に届いた野菜や魚介、川魚、ジビエなどを見ながら料理を組み立て、砂糖を除けば食材はほぼ新潟県産。一皿ごとにワインや日本酒、ノンアルコールドリンクのペアリングが添えられます。1日1組だからこそ、料理は目の前で仕上がり、素材の背景や調理への考えをシェフ本人から聞くこともできる。新潟を“食べる”だけではなく、その風土や季節、生産者の営みまで一緒に味わうような夕食です。食後、静かな部屋へ戻るころには、ひとつひとつの皿が旅の記憶へと変わっています。

『Né』夕食 イメージ ※内容は時季により異なります

 

土地そのものに泊まる、という贅沢

翌朝、地元食材を使った和朝食を前にすると、昨夜の13皿やシェフとの会話、土壁の手触り、森の匂いまでが静かによみがえります。ほんの一晩なのに、新潟という土地が少し身近になり、旅に出る前とは違う景色として見えてくる。名所をいくつ巡ったかではなく、どんな土地に触れ、誰と出会い、何を感じたか。そんな記憶こそ持ち帰りたいと思うなら、『Né』は「泊まる場所」ではなく、「旅の目的地」そのものになるはずです。

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