“天国にいちばん近い島”を今旅したいならコレ

2023/09/14

日々新しい旅行情報を追い求めているトラベルズー編集部員たちですが、私が欠かさずにおこなっているのは動画からの情報入手。いつでもどこでも気軽に視聴できる上、風景を写真よりリアルに感じることができ、また実際に現地を楽しんでいる様子が映った動画だと自分が訪れた場合のイメージも付きやすいので、重宝しています。

そんな私が最近見たのが、ニューカレドニアのとある動画。世界中のトラベラーが集まりニューカレドニアを旅する様子がおさめられているのですが、1度現地を訪れたことのある私でも「こんな場所もあったのか!」という新たな発見が多く楽しみながら視聴できたと同時に、またニューカレドニアに行きたい欲ふつふつと湧いてきました。そこで、動画で訪れていた場所なかで次の旅行でぜひ行きたい、そしてみんなにも行ってほしいスポットを紹介します。


■まずはニューカレドニアの基本情報をおさらい

  • 直行便で約8時間半、時差は2時間。実は気軽に行けるビーチリゾート
    南半球にあるニューカレドニアまでは成田空港と関西国際空港からエアカランが直行便を運航しており、フライト時間は約8時間半。さらに、日本との時差はたったの2時間なので時差ボケの心配もいりません。
  • 世界遺産に登録される世界最大級規模のラグーン
    ニューカレドニアを語るうえで外せないのは美しい海。周りを囲むラグーンの面積は23,400平方kmに達し、ジュゴンをはじめ約15,000種もの生物が生息すると言われています。水の透明度も抜群で、白い砂浜とのコントラストは文句なしの美しさです。

■新たな発見も多いニューカレドニア必見スポット

ニューカレドニアの地図

1:「ヴォーのハート」はニューカレドニアを代表する“名景色”
観光局のロゴにもなっている、ニューカレドニアを代表するスポットがここ。海と陸との境目に生息するマングローブによってハート型に形取られ、有名な写真家ヤン・アルテュス・ベルトランの作品によって広く知られるようになった場所です。自然の力でこんなに形の整ったハート型ができるなんて…不思議ですよね!
陸路でのアクセスはできず、この景色を見る方法はヘリもしくは超軽量飛行機での遊覧のみ。ハードルは少し高いけど、「いつか自分の目で見たい!」と思うスポットNo.1です。

©sugar-photographie.com NCTPS

2:街から離れ、海と緑に囲まれた「ブーライユ」でのびのびと
続いて訪れてみたいのが、ブーライユ。首都・ヌメアから車で2時間半ほどの場所にあり、陸とバリアリーフの距離が近く、世界遺産の海を楽しむことができるニューカレドニア第2の街。ヌメアとは違いホテルは数えるほどというのんびりしたエリアです。どこまでも続く真っ青な海が目の前に広がり、そこでアクティビティを楽しむ姿を見て私も海に飛び込みたくなりました…!
ちなみにブーライユは山に囲まれており、気軽にハイキングが楽しめる場所もあり。開放的な気分で、海と山を同時に楽しめるエリアです。

©Meng Xi / NCTPS
©Silicia / NCTPS

3:リフー島にある断崖絶壁の展望スポット「ドキンの岬」
ニューカレドニアはアイランドホッピングも楽しみの1つ。ヌメアから飛行機で30分ほどの場所にあるのがリフー島です。この島を旅する動画のなかで私が一番目を奪われたのがドキンの岬。リフー島の最北端にある断崖絶壁の展望スポットで、なんだか冒険心をくすぐる光景でした!動画や写真でもばっちりわかるエメラルドグリーンの透き通った海…ぜひ自分の目で確かめてみたいですね。

© Sebastien Lebegue NCTPS

4:まるでジャングルクルーズ?南国らしさ満点の「ヤンゲン」
冒険心をくすぐるといえば、こちらも印象的だったのがヤンゲンエリア。前述のブーライユから車でさらに北上すること約3時間弱の場所にあり、生い茂ったジャングルを抜けるとニューカレドニアの美しい海が広がる特徴的な地形の場所です。また、切り立った巨大な岩山が連なり、その景色はニューカレドニアのお札・パシフィックフランにも描かれていることで有名。カヤッキングで生い茂る緑を間近に感じたり、ウェエム川を渡し船で渡ったり…。きっと最初に思い描くであろう、青い海がキラキラと輝くニューカレドニアのイメージとはまた違った魅力を発見できそう。

©SUGAR PHOTOGRAPHIE/NCTPS

■まだまだある!押さえておきたい人気スポットとグルメ

私が視聴した動画「カレドニアン・ドリーム2」には登場しませんでしたが、ニューカレドニアを訪れたことのある私からおすすめしたいスポットもまだまだたくさん!なかでもイチオシの場所を2つ紹介します。

5:南太平洋の“海の宝石箱”と称される「イル・デ・パン」
ヌメアから飛行機で25分ほど移動すると到着するのがこの島。真っ白な砂浜が広がるクトビーチや、天然プールと呼ばれるピッシンヌ・ナチュレルなど、言葉では表現しつくせない海の美しさに出会える場所です。

6:此処こそ“天国にいちばん近い島”「ウベア島」
ニューカレドニアは、映画化もされた小説「天国にいちばん近い島」の地であることでも有名ですが、その舞台となったのがヌメアから飛行機で約30分の場所にあるウベア島。「ひたすら青い海をみるために行く島だ」なんて声も。

© Valentin Coutaz / NCTPS

■美景だけじゃない、“美食”も楽しめるニューカレドニア
旅の楽しみといえば外せないのがグルメ。その土地ならではの食事を楽しみたいですよね。フランス領のニューカレドニアは食のレベルの高さもお墨付き。新鮮なシーフードやジビエ、美しい景色を眺めながら味わうフレンチなど、美味しいグルメが目白押しです。

© Toko / NCTPS

■もっとリアルにニューカレドニアを感じたいなら動画をチェック

動画で訪れていた気になる場所から、ぜひ知っておきたい人気スポットまでかいつまんで紹介しましたが、ニューカレドニア観光局が制作した動画なら、さらに臨場感のある風景とリアルな情報が得られます。この動画を見れば、きっとニューカレドニアを訪れたくなるはず。少し海外旅行の期間が空いてしまっている今ですが、まずは次の旅行に向けて情報収集から始めませんか?

■イル・デ・パンなど定番スポットも登場する「カレドニアン・ドリーム1」もおすすめ


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

人気のページ