【実泊済】嬉しかったホテル旅館のサービス…朝食アラカルト、スイート客室UPグレード、グランピング×ビール飲み放題×温泉他

2023/03/08

トラベルズー編集部スタッフが「旅」に関する質問に全力で回答する「編集部に聞きました」シリーズ。今回は旅のプロが旅先で「これいいな!」と思ったサービスについて聞きました。子連れ、グルメ、客室グレードアップなど、テーマ毎に掲載しています。


■子連れ旅体験談

・大人だけの旅行だと見過ごしてしまいそうなのですが、子連れで旅行をすると「こんなサービスがあるのか!」と気が付くことが多くあります。特にそんな気遣いを感じたのは、以前宿泊した沖縄・北谷の『レクー沖縄北谷リゾート&スパ』。まず驚いたのが無料でオムツ(S~L)を無制限にもらえること。さらにおしりふきも1つもらえます。沖縄3泊4日の旅行だったため、スーツケースに詰めようとすると、オムツで荷物の1/4近くが埋まってしまい、持って行くのが億劫だったのですが、ホテルサービスを調べたところ、このサービスがあったので遠慮なく毎日オムツをもらいにフロントへ行きました。そして嬉しかったのが、ベビーカーも無料で貸し出してもらえたこと。ベビーカーを持って行くとなると、空港の自動荷物預け機械は使えないため、わざわざカウンターに並ばねばならず面倒なのですが、現地で借りることができたのでスムーズな旅行となりました。また、ホテルでは18歳以下の子どもが添い寝無料となる点も驚きました。さすがに高校生との添い寝はスペース的に厳しいものがありそうですが…仲良し親子であればリーズナブルに宿泊できること請け合いです。ほかにもホテルではおもちゃなどいろいろな貸し出しサービスがあったので、気になった人はぜひチェックしてみてください。(Shihoko Akahira)
参考リンク:『レクー沖縄北谷リゾート&スパ』設備・サービス

・Top 20でも紹介したことがある『THE HAMANAKO』内のブッフェレストラン「四季」には、夕食会場に離乳食・ベビーフードとキッズ食器コーナーがありました。7か月頃からと9か月頃からの2種類あり、スタッフに声をかければ1名1つまで無料です。会場内と会場の外にはクッションマットの敷かれたキッズスペースがあり、家族連れの姿で賑わっていました。食事内容もご当地メニューや中華、洋食とラインアップ豊富で、全世代が愉しめる一品が揃っているのもポイント。近年は全国的にウェルカムベビーのホテル旅館も増えてきており、Webサイトに表示がない場合でも問い合わせると離乳食やキッズフードが揃っていることも。気になる宿泊施設がある場合は、一度子供用サービスについて問い合わせてみると良いかもしれません。
参考リンク:『THE HAMANAKO』レストラン

夕食時間帯のみの離乳食サービス (Aki Sato撮影)

■グルメなサービス

・全国各地を旅行しているとまだまだ日本は広いなとよく思うのですが、最近のお気に入りは先月宿泊した佐賀県にある『ガーデンテラス佐賀 ホテル&リゾート』。2023年2月に『ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピア』から名称を変え、鉄板焼きレストラン・宿泊者専用ラウンジ・フィットネス(新設)・サウナ(新設)などの館内併設施設が大きくリニューアルされました。クラブラウンジは、Tea Bar(嬉野紅茶)や佐賀の銘酒をそろえた日本酒Barのドリンク等が無料で利用でき大満足ですが、一番驚いたのは朝食のアラカルトメニューの充実度。佐賀の名産である「烏賊シュウマイ」や「シシリアンライス」や「がめ煮」を一口、二口サイズで食べられる様に提供してくれました。ホテル側は大変かと思いますがご当地グルメが楽しみの一つである私にとって少量で色々と楽しめるのはとても有難いです。ちなみに、もう一つの楽しみだったバレルサウナも水着を持参する必要(貸し出し有)がありますが、休憩時に利用するポンチョまで無料で貸し出してくれるのはサウナ好きにとっては嬉しいポイント。夏場は施設内にプールも営業しているので、今度は夏に行ってみたいなと思いました。(Yoichi Taguchi)
参考リンク:『ガーデンテラス佐賀 ホテル&リゾート

・ここぞという時に選んでいるのが、「2食1泊付き」をコンセプトに掲げる宮城・遠刈田温泉のオーベルジュ『別邸 山風木』。チェックインから夕食まで飲み物は全てフリーフローで、季節になると蓮の花が咲く池を囲むように作られたウッドデッキのラウンジではビール、スパークリングワイン、ハワイのコーヒーやソフトドリンクを無料で愉しめます。わたしは“和風のフィンガーフード”と思っていますが、ラウンジでは玉こんにゃくや菓子類、夏にはアイスキャンディーが用意されているのが嬉しいポイント。何より、ディナータイムにはプラン毎の食事に加えブッフェ形式の“おばんざい”コーナーがあるのが最大のポイント!「食べる量はブッフェ派だけど、落ち着いて食事を愉しみたい」というグルメな宿泊客には最高のサービスです。“おばんざい”コーナーのイチオシは、肉じゃが。意外な隠し味がアクセントになっており、もはやこの肉じゃがを食べに山風木さんに泊まっている…と表現しても過言ではありません。ほかにもおから、フレッシュなトマトなどが目白押しで、メインにたどり着く前に満腹になる可能性大です!(Aki Sato)
参考リンク:『別邸 山風木』お料理

ラウンジで過ごすか、部屋で過ごすかを悩むほど居心地の良い『別邸 山風木』のラウンジ (Aki Sato撮影)

■客室アップグレード

・ホテルの対応で最も嬉しかったのは「スイートルーム」への無料アップグレード。ホテルは『ホテル インターコンチネンタル  東京ベイ』で、予約していたのはクラブラウンジサービスを受けられる「クラブ インターコンチネンタルフロア」の一室だったものの、チェックイン当日に「スイートルームに空きがあるため、無料アップグレードしても問題ないか」と聞かれ、喜んで承諾したことを覚えています。この無料アップグレード、あくまでホテル側のサービスでチェックイン当日までわからないものの、あえて「ゴールデンウィーク期間中に旅行などで東京から人が外に出ていき、ホテルに多くの空室がありそうな日」、「最も安い客室ではなく、ラウンジを利用できる上級客室に泊まる(将来リピーターになりそう)」の2つの条件を満たして、無料アップグレードされたらいいなぁと思っていたらまさに狙い通りの結果に。※案内されたスイートルームはリビングとベッドルームが分かれており、広すぎて逆に持て余したのはここだけの秘密です。(Keisuke Sato)
参考リンク:『ホテル インターコンチネンタル  東京ベイ

『インターコンチネンタル  東京ベイ』 実際に宿泊した客室(Keisuke Sato撮影)

■快適な滞在に+α

選べる枕:枕の中身の種類(ビーズやパイプなど)から、枕の高い低いも選べるサービスがあった時は嬉しかったです。普段と違う環境だと、疲れているはずなのに夜中に目が覚めてしまったりすることもありますが、自分に合う枕だと朝までぐっすり眠れます!
客室に洗濯乾燥機:昨年、ビジネスホテルを転々とする生活をしばらくしていましたが、客室内に洗濯乾燥機(無料)が付いていた時は飛び跳ねて喜びました。2~3日の旅行で洗濯することはあまりないかと思いますが、長期の旅行だと重宝しますね!(Kiyose Hideomi)

・新潟『五十嵐邸ガーデン新潟阿賀野リゾート』のグランピングを何度かリピートしているのですが、そのひとつの理由として充実したサービスがあります。クラフトビールのブルワリーに併設されたキャンプということもあり、昨秋「スノーピーク住箱」(客室カテゴリ)に宿泊した際は、チェックイン時のワンドリンクサービスや、夕食後からクラフトビールや日本酒がセルフサービスで飲み放題が含まれていました。また、近隣温泉地の姉妹ホテルでの日帰り入浴無料サービスもありました。グランピング×ビール飲み放題×温泉が一度に愉しめるお得感があります。夫と子どもは、たしか5回目となりますが、今月末にまた親戚とまた泊まってくる予定です。(Shino Tanaka)
参考リンク:『五十嵐邸ガーデン新潟阿賀野リゾート


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