“伊豆No.1旅館”が約束する5つの感動体験

2022/06/07

絶対に外せない旅の宿選び、あなたは何を参考に決めていますか?

温泉ソムリエでもある私が最も好きなエリアのひとつが、新鮮な海の幸と温泉を堪能できるうえに都心からのアクセス至便な伊豆。今年すでに3回訪れているものの、何度旅しても魅力的なエリアです。

しかしながら、毎回大変なのは500軒を超えるなかからいま行くべき1軒を探し出す宿選び。旅行ガイドブックや旅番組、SNSなど温泉宿の情報を得る手段が溢れているなか、私が最後の決め手として参考にしているのはやはり、実際に泊まった先人たちのクチコミです。

今年最後の外せない伊豆旅行のために選んだのは、金目鯛漁獲高日本一、そして雛のつるし飾り発祥の地として知られる東伊豆・稲取温泉の『食べるお宿 浜の湯』。静岡県内の旅館で全6部門1位、夕食全国1位(じゃらんnet)に選ばれた“伊豆No.1旅館”の秘密を解き明かす旅へ出かけてきました。

遮るものなしに大海原を一望できる抜群のロケーション(施設提供写真)

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感動体験①:クチコミ日本一!“食べるお宿”の真髄は料理にあり

“食べるお宿”を掲げるこの旅館最大の魅力は、伊豆ならではの地魚盛りだくさんの料理です。

「夕食には食べきれない程の海の幸が出ますので、お昼はできるだけ軽く済ませてきてください」という言葉に従い、空腹のまま夕食の席に着いた私を圧倒したのは「活アワビの酒蒸し」、伊勢エビ姿造りや金目鯛姿造り含む「舟盛り」、甘めのタレが堪らない名物・金目鯛の姿煮など豪華料理の数々。

©Masateru Takeishi(以下同) こんなに活きの良いアワビは初めて! 磯の香りを閉じ込めた酒蒸しで堪能
豪快な舟盛りは、伊勢エビや金目鯛姿造りなどスター揃い

いずれも旅館料理の概念を覆されるような絶品揃いながらも、とくに感動したのは金目鯛の姿煮。冬になり脂乗り抜群の稲取金目は、1本釣りで丁寧に水揚げされ、新鮮なまま甘めの味付けが特徴の“伝承の煮汁”で煮込まれます。そのタレだけで御飯が進み、会席の釜めし以外に白飯を2杯お代わりしてしまったほど。

創業当時の味に改良を重ねてきた“伝承の煮汁”で味付けした名物・金目鯛姿煮
地魚だけでなく、まるで刺身のような味わいが堪らない黒毛和牛鉄板焼き
さつま芋の甘味が優しくとろけるプリン。都内の行列店に全く遜色ない絶品です
朝食でも振る舞われる舟盛りは、20年以上続く“食べるお宿”の代名詞

「地魚を求めて稲取を訪れるお客様の期待に応えられる料理を提供したい」と語るのは、稲取出身の料理長・上島氏。昔ながらの日本旅館の伝統を守るため食事は「部屋出し」にこだわりながら、出来立ての料理をベストな状態で提供する「早出し」を追求。

「“伝承の煮汁”を改良してきたように、今の良さを残しながら時代の流れ、お客様のニーズに応えられる料理を目指したい」という料理長からは、今後も目が離せません。

テレビ東京系ドキュメンタリー番組「ソロモン流」でも特集された上島料理長


感動体験②:パノラマビューの絶景露天が圧巻! 最上階16の湯めぐり

最上階の8階はフロアまるごと温泉施設になっており、伊豆諸島や大海原が広がるパノラマビューを一望できる大露天風呂をはじめ、1泊で全16もの湯船の入浴が可能。晴れた日の夜は満天の星空、朝には東の空から上る朝日を鑑賞できる絶景温泉は、入るたびに感嘆の声を上げずにはいられません。

ルームキーが2本渡されるので同行者を待たせる心配なく長湯でき、バスタオルは浴場置きなので何度でも快適な入浴を楽しめること間違いなし。

まるで天空に浮かぶ船のような「望洋大浴場」からは、270度の絶景パノラマを一望
露天風呂から眺める朝陽。季節によっては伊豆大島の上から日が昇ることもあるそう
110平米もの贅沢貸切風呂「スイートプライベートスパ」(別途60分3,240円 当日予約制)
湯上り時に嬉しい、名物・ニューサマーオレンジゼリーのサービス


感動体験③:“和の伝統×洋の革新”何度訪れても新鮮な21タイプの客室

何度訪れても新しい感動に出会えるよう、用意された客室は全21タイプ。そのほとんどがオーシャンビューで、今年リニューアルされた最新客室や、露天風呂付き客室、ハンモックを備えるプライベートテラス付き客室、135平米のラグジュアリーなスイートルームなど、多彩な客室がラインアップ。

潮騒の子守歌で眠りにつき、漣のBGMに目を覚ます、海辺ならではの贅沢がここにはあります。

ウッドデッキバルコニーにハンモックとテーブルセットを備える、今年5月リニューアル客室「プレミアムコンパクトルーム」
今年7月リニューアルオープンしたコーナースイートルーム「風音」
135平米のラグジュアリー空間が広がる、最上級スイートルーム「海音」
「海音」のプライベートバルコニーにある専用露天風呂


感動体験④:今夏リニューアル! 進化する旅館の最先端

古き良き日本旅館の伝統を守りつつも、今年夏に客室含む大幅リニューアルを果たした『食べるお宿 浜の湯』はまさに“進化する日本旅館”。旅館の顔といえるロビーラウンジや厨房を改装したほか、バーラウンジやエステサロンを新設するなど、その進化は留まることを知りません。

高い吹き抜け天井とオーシャンビューの絶景が旅人を迎える、解放感抜群のロビーラウンジ
夕方はリピーター専用のラウンジとして、夜はバーとして大人だけのプレミアムなひとときを提供


感動体験⑤:到着前から始まっている“一期一会のおもてなし”

料理や温泉など卓越した魅力がある一方、忘れてはならないのが日本旅館ならではの“おもてなし”。

たとえば館内の案内や料理の部屋出し、丁寧な料理の説明など、到着から旅立ちまで専任の仲居さんがもてなす昔ながらの日本旅館スタイル、送迎バスのドライバーさんから冷えた手に嬉しい温かいおしぼりのサービスなど、最後は人がおもてなしを完成させていることを実感できる滞在でした。

伊豆稲取駅では、専用送迎バスがお出迎え。車内では冷えた手に嬉しい、温かいおしぼりのサービスも
チェックイン時には、2015年世界緑茶コンテスト最高金賞ブランド「あるけっ茶」のウェルカムドリンクサービス
到着から旅立ちまで専任の仲居さんがもてなす、昔ながらの日本旅館スタイルを守り続けます


編集後記:“伝承の煮汁”で再現する、あの逸品の味

今回トラベルズーメンバー限定で、名物・金目鯛姿煮の味を家庭でも堪能できるよう“伝承の煮汁”(通常1,400円)のお土産特典付きプランを独占入手。

さっそく私も伊豆から帰った翌日にキンキ(スーパーに金目鯛が売っていなかったので…)を煮付けてみてびっくり!いままで煮物の味が安定していなかった私でも、お店レベルの煮付けを簡単に再現できました。

お土産の「伝承の煮汁」で、さっそくキンキの煮付けを作ってみました。あの感動の味を家庭でも!

今まさに旬を迎えている脂乗り抜群の稲取金目を味わうもよし、1/20~3/31に開催される「雛のつるし飾りなつり」や毎年2月上旬~3月上旬の「河津桜まつり」など旬の観光を楽しむもよし、“伊豆No.1旅館”の感動体験を旅の1ページに加えてみては?

■宿泊施設情報 『食べるお宿 浜の湯』 公式ウェブサイト:http://www.izu-hamanoyu.co.jp/ TEL: 0557-95-2151 アクセス:「伊豆稲取駅」より無料送迎バスにて約5分 ※写真はイメージです ※料理内容は季節や仕入れ状況により変更される場合があります


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※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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