まだ間に合う全国旅行支援 家族3人で実質2.2万円に…10月末の予約体験記

富士見台駅頂上からの景色 トラベルズー編集部撮影
富士見台駅頂上からの景色 トラベルズー編集部撮影
2022/11/06

週末に全国旅行支援を使って旅行に行きたいな、と思い探していたところ、河口湖で子ども連れも楽しめる素敵なホテルを見つけました。ホテル公式サイトで予約しようとしたのですが、残念ながら公式サイト内では、全国旅行支援の予算上限に達したため締め切りとのこと...。諦めきれず、旅行会社のダイナミックパッケージツアーで調べると、全国旅行支援適用での同ホテル泊のツアーを発見!とてもお得に旅行ができたので紹介します。


■家族3名2泊3日朝食付きで実質22,320円!全国旅行支援のお得度は予想以上

今回の旅行は、妻の「富士山を間近で見てみたい」という要望と、もうすぐ2歳になる乗り物好きの息子を富士急ハイランドの「トーマスランド」に連れて行ってあげたいという条件で探し、週末直前の2日前に駆け込みで予約をすることに。見つけたホテルは、富士山に一番近いリゾートホテルとして知られる「フジプレミアムリゾート」。2泊3日の朝食付きプランで、大人2名と子ども1名の計3名で予約し、全国旅行支援適用でなんと合計34,320円!交通とホテルがセットになったダイナミックパッケージツアーで予約したため、新宿から河口湖の往復特急乗車券も付いてこの価格。今回は、JTBのダイナミックパッケージツアーを利用したのですが、予約前に割引クーポンが自動で適用されたため、安心して予約をすることができました。旅行中は現地で使える地域クーポン券(平日は3,000円分、休日1,000円分)をホテルチェックイン時に3名分として計12,000円分をもらえたので、実質22,320円で旅行をすることができました。

JTB 予約詳細画面 2022/10/27時点

ホテルのある河口湖駅まで向かうため、今回は新宿から特急列車「かいじ号」で大月駅まで約60分、大月駅から河口湖駅までは"富士山に一番近い鉄道"として有名な「富士山ビュー特急」で約45分と待ち時間を含めて約2時間で到着。「富士山ビュー特急」は内装がとてもおしゃれで乗っているだけで、旅気分が盛り上がる素敵な空間でした。

富士山ビュー特急 トラベルズー編集部撮影

河口湖駅からホテルまでは1時間に1本シャトルバスが出ており(要事前予約)、河口湖駅から15分程度で到着。翌日訪ねた富士急ハイランドまでもホテルからシャトルバスが出ているため、レンタカーを利用する予定がない場合でも不自由なく移動が可能です。

河口湖駅前からのシャトルバス トラベルズー編集部撮影

全国旅行支援といえば気になるのは、地域クーポン券についてですが、チェックインの際に必要書類(ワクチン3回接種済み証明書、身分証)を持参しフロントに提示するとすぐにもらうことができました。万が一必要書類を忘れてしまい、宿泊施設チェックイン時に提示がない場合は、全国旅行支援の割引対象外となり、料金が変わるだけではなく、地域クーポンの配布もされないので注意が必要です。わが家は3人家族、かつ宿泊日に平日が含まれていたこともあり、2泊3日の旅行で合計12,000円分も付与されました。山梨県は紙のクーポンでしたが、都道府県によってはアプリを活用した電子クーポンを利用するケースもあるので、利用方法や詳細は各キャンペーンサイトにて確認が必要です。
【山梨県】県民割・全国旅行支援「やまなしグリーン・ゾーン旅割」観光キャンペーン情報(10/19時点)

やまなしグリーン・ゾーン旅割クーポン券 トラベルズー編集部撮影

■河口湖らしいアクティビティを楽しみました

旅の目的である"富士山を間近で見る"を叶えるべく、天上山の「富士山パノラマロープウェイ」を利用してみました。昔話「かちかち山」の舞台となったといわれる、天上山。ロープウェイを利用すると、山の麓の「河口湖畔駅」からわずか3分で頂上付近の「富士見台駅」まで登ることができ、富士五湖の1つである河口湖の全景を一望できました。ロープウェイの往復チケットは1人900円、2人で1,800円だったのですが、一枚1,000円の地域クーポンはお釣りが出ないため、ここでは使わず。頂上付近には複数の施設があり、2017年にリニューアルされた新展望台からは眼前に富士山とその裾野の大パノラマが広がっていました。

左上から時計回りに、富士山パノラマロープウェイ入口、ロープウェイの順番待ち、富士見台駅頂上からの景色、かわらけ投げ(厄除けなどの願いをかけて、円盤状の土器の皿を投げるという古くから伝わる願掛けの一種)/トラベルズー編集部撮影

もう1つの目的だった「トーマスランド」。知らない人も多いのですが、富士急ハイランドは実は2018年7月から入園無料に。絶叫マシンが苦手な私は今まで富士急ハイランドに行く機会がなかったのですが、アトラクションに乗らなくともレストラン、土産ショップなどより気軽に立ち寄れるようになりました。トーマスランドでは子ども向けのアトラクション12種があり、1つのアトラクションにつき1人400円~500円と手頃価格。

左上から時計回りに富士急ハイランド駅ホーム、トーマスランド撮影スポット、SHOP FUJIYAMA 旅割セット、富士急ハイランド入口/トラベルズー編集部撮影

■地域クーポンをかしこく使って、お得に旅行を満喫!

実際に使用した地域共通クーポンの利用内訳はこちら。

・TOCORO.BAR&DINING(1日目 地ビール&ミックスナッツ 2日目 プレミアムハンバーガー)3,000円
・スーパーマーケット 高田屋(シャインマスカット2つ)2,000円
・セブンーイレブン 河口湖駅前店(酒や軽食など)3,000円
・Gateway Fujiyama 河口湖駅店 (山梨銘菓「月の雫」2箱と純米酒)4,000円

Tocoro.Bar&Dining トラベルズー編集部撮影

嬉しい発見だったのは、地域クーポンがコンビニでも使えたこと。旅行の際いつも迷うのが、子どもの食事や飲み物について。12,000円分を使いきれるかな、と当初は思っていましたが、山梨県では地域クーポンの取扱店舗が多く、コンビニなどで有効活用できました(おつりは出ないので注意が必要です)。訪ねたうちの1つ「Tocoro.Bar&Dining」は、今年1月にオープンしたダイニングバー。1日目に立ち寄った際に気に入ったため、ランチ限定メニューのハンバーガーを食べたく2日目も訪ね、2日連続で来てしまいました。ハンバーガーショップは店舗の個性が出やすく、地元素材を使っていたりなど旅行気分が味わえるため、旅先でのハンバーガーショップ巡りはマイブームです。


家族旅行の場合、プランやツアーによっては今回の旅のように子どもも地域クーポン券をカウントされ、平日だとクーポンの付与額も3倍になるので平日も絡めた家族旅行は断然お得に。全国旅行支援適用期間は12月20日までまだ続くので、お得なプランを見逃さないよう目を光らせておくことをおすすめします。


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Yoichi Taguchi:
福岡と軽井沢を愛する東京の下町出身の一児のパパ。自転車で東京~名古屋、ヒッチハイクで日本最北端の宗谷岬と本土最南端の佐多岬に行った経験あり。バックパッカー時代を含め世界約20か国を巡るほどの海外旅行好き。半分趣味で週末に訪日外国人に地元の飲食店を紹介するローカルツアーガイド経験もあり、プライベートで外国人の友達と定期的に飲みに行く等定期的な国際交流は習慣。グルメ旅、サウナ旅、JALのどこかにマイル、理想のコワーキング巡り等好奇心が爆発しそうな今日この頃。今一番興味があるのはアート旅で、最近面白かったのは21_21 DESIGN SIGHTが開催していた「ルール展」。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
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