覆面辛口レビュー【スパ】なぜ人は高いサービスを選ぶのか

2019/03/09

トラベルズー編集部員が覆面で潜入し、「このプラン本当にお得なの?」「本当のところどうなの?」という読者の疑問や不安を吹き飛ばすべく、身を以て検証する「覆面編集部辛口レビュー」。今回は初めて スパ に潜入。その結果はいかに…


検証:4.5星ホテルのハイクラススパ30,000円相当はそれだけの価値があるのか?

今回潜入したのは『ヒルトン東京お台場』内にある「庵スパ」。100分のトリートメントに加え、プール、ジェットバス、ラウンジ、フィットネスが自由に使える17,700円のプランを購入しました。 ¥14,800 -- 42%OFF 絶景ホテルで極上スパトリップ ボディ70分+プール&ジェットバス無制限 ラウンジも可※販売終了となりました。現在販売中のLocal Dealsはこちら

一介の会社員の身分で、数時間の体験に2万円弱となると購入ボタンを押すのにもしばし逡巡…。最後は紹介記事にある「前回、利用者満足度・再訪希望ともに100%を記録」「さらに特別価格のまま、トラベルズーメンバー限定で両コースとも10分延長追加」「他社プランでは利用するには追加料金となるリラクゼーションラウンジも特別に無料」などの特別感が決め手となり、えーいと思い切りました。

とはいえ海外へ旅した際は、街スパからホテルスパまでスパ三昧な滞在をすることが多く、数々の賞を受賞している最高峰スパのひとつ・バンヤンツリーやJWマリオットなどのラグジュアリーホテルでもスパ体験があるので、ホテルスパへの期待は自ずと高まります。


遠いかなあ…と思っていた自分に「わかってないなあ」と言いたい

ゆりかもめが動き出してふと顔を上げると、緑が過ぎ海が見え…浜離宮、スカイツリー、レインボーブリッジ、観覧者、東京タワーと、めくるめく「THE東京」のランドスケープが続きます。たとえば山手線や中央線ではこうはいかず、流れゆく景色を眺めているとこれから旅に出るような感覚に。東京にいながらそんな感覚を味わえるとは、予想外のサプライズです。ちなみに新橋から台場まで、進行方向右側の座席に座ると、これら一連の東京ビューを楽しめます。

台場駅からホテルまで、案内通りに進むと、ほんの1~2分で正面玄関に到着。

C棟エレベーターにて5階へ上がると、開いた扉の先にはモダンなサインが。

名前を告げ、カウンセリングシートを記入し、ロッカールームへ。その道のりや案内もホテルらしく、施術以外でもトリートされていると感じることができます。

照明も適度、ホテルらしい空間
木目調でやわらかい雰囲気のロッカー


扉を開けるとそこは、レインボーブリッジだった

「本日はキャンセルが出たため、一番眺めの良いお部屋にご案内できます」と言われ、セラピストの方が扉を開けると…

※施術後に撮影したためベッドにしわがありますが、入室時はもちろん完璧でした!

写真ではパノラマ具合や迫力が全く伝わっていないのですが、思わず「えーーーーーーすごーーーーーーい」と歓声がこぼれるほど。特にこの日は抜けるような青空が広がっていて、遠くの東京タワーまでくっきり。

これは否が応でもテンションが上がります。


さて、肝心の施術やいかに

2種類のハーブコーディアルから選び、飲みながら使用するオイルを選択。この日はゆずオレンジ・ゆずさくら・檜の3種類で、柑橘とくどくない甘さが融合したゆずさくらを選びました。どの部位に時間をかけるかなどを相談しながら、いよいよベッドへ。

白と木を基調とした個室には、天井高の窓からたっぷりの日光が注ぎます

顔の下から先ほど選んだオイルが香り、オイルとなめらかなハンドに癒されていきます…。

今年訪れたタイでもハワイでもマッサージを受けたのですが、リラックスしたくて訪れるはずが技術や相性が合わないと眠気が訪れず、バンコクでは4時間ずっと寝つけず終わった後ぐったりということもありました。今回はどうかな~と期待半分不安半分でうつぶせになったところ…やや強めでお願いした強さもちょうどよく、スピードとリズムも心地よく、「あーそこもうちょっと…」とか「ちょっとずれてるなあ」などと思うことは一度もありませんでした。そして気づけば熟睡。

仰向けになるタイミングでやさしく起こされたものの、仰向けになってもいつのまにか夢の世界へ。寝不足というわけではなかったにもかかわらず、こんなに軽やかに眠りに導くのはもはやマジックです。ベッドは高さも背もたれも全自動。最後は仰向けのままベッドの背もたれが上がってくるという、骨抜き状態にはなんともうれしいハイテクです。

技術は言わずもがなですが、このスパの素晴らしさは環境にあり。温度・空調・光加減に至るまで気配りされています。トリートメント中はきっちりとブランケットとタオルで覆われ寒さを感じることもなく、音楽が気になることもなく、明るくて目を覚ますこともなく、トリートメントに没頭できるようにすべてが整えられているのです。セラピストの方の口調やトーンも統一されていて、乱雑なところはどこにも見当たりませんでした。

 

施術後もラグジュアリージャーニーは続く

今回の滞在の肝は、“ホテルステイ”が叶うこと。プール、ジャグジー、フィットネス、ラウンジにて、施術前後に好きなだけ過ごすことができるのです。

ロッカールームの奥へと進むと…プールが登場。

ガラス張りの室内は、3面からトワイライトを望めます


狙うべきはマジックアワー

旅行の際、日の入り時刻を調べてマジックアワーの時間帯に展望台などに行くほどのマジックアワーマニアなのですが、今回は予期せぬ遭遇!トリートメント終了がちょうど日の入り時刻頃、目が覚めると…

セラピストの方に「この後屋外ジャクジーからの夜景もきれいに見えそうですね」と言われ、いそいそとバスローブをまとって向かうと…

ニューヨーク!?

と思わず口から出たほど、ブルックリンブリッジのたもとからマンハッタンを望む景色にそっくり。自由の女神像も佇んでいます。

ちなみにニューヨークの夜景は…

以下は今回目にした『ヒルトン東京お台場』からの夜景。

これとそっくりなNYの写真を飾っているほどに大好きな景色が目の前に!
世界が色づき始めるこの感じがたまりません
東京タワーもくっきりと

大好きなニューヨークに瓜二つな景色を見られるとは、予期せぬサプライズ2。

屋外ジャクジーは低めの温度に設定されており、海風が吹いていることもあって、長時間入っていられます。マジックアワーから完全に夜景になるまで1時間半ほどぼーっと眺めていると、東京にいることを忘れてとろけていきました…。このあとは屋内ジャグジーとミストサウナで体の芯までほくほくに。


さらにラウンジでほぐれるというトリプルリラックス

トリートメントで骨抜きになり、ニューヨーク似の夜景に癒された後は、ラウンジへ。

なんと!ラウンジからも屋外ジャグジー同様のレインボーブリッジ&東京タワーのWシンボルが。

こんな風に、人をだめにするタイプのオットマン付きソファが窓に向かって並んでいます。私もまんまとぐでーっとごろごろ。運よくほかに誰もおらず、好きな音楽をかけて持参した本を読み、すっかり俗世界から隔絶された空間にどっぷり。


結論:高いサービス&レビューには理由がある

トラベルズーでも1万円未満のお得なスパプランは多々紹介してきましたし、満足度100%を獲得する店舗も多数あります。そのなかで、あえて「ちょっとお高めかな?」と思うプランに潜入したわけですが、結果は大満足。費用対効果を考えると、期待以上の贅沢な時間になりました。新橋でゆりかもめに乗って再度新橋に戻ってくるまでの正味6時間あまり、長時間の移動はしていないうえにトリートメントを受けているのでしっかり体は休息できて、東京らしいバノラマビューを望み、静謐なラウンジで安らぎ、こんなにも時間を有効につかった東京スパジャーニーはそうそうないのでは…。もちろんプールやサウナを備えたホテルスパはありますが、この見事なまでの東京ビューが180度眼前に広がるロケーションはここだけのはず。

そしてプラン紹介の記事に「利用者満足度・再訪希望ともに100%を記録」と記載がありましたが、その高い評価にも納得。誰もが同じように満足を得られるというのは、スパに限らずレストランでもそうそうあることではありません。4.5星ホテルの上質で均質なサービスが安定して提供されることも身を以て体験しました。これは完全にまた行きたいプランです…。

 

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編集長ナツコ:
知的でいつでもズバッと問題解決女性編集長。世界36カ国を巡る無類の旅好き。クァトリンガル・K-POP狂・趣味自転車


※上記Storyは、2017年3月10日発行の情報をもとに加筆・修正したものです。
※写真はイメージです。

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