覆面辛口レビュー【イタリアン】本場ミシュラン獲得店の実力は

2016/08/21

トラベルズー編集部員が覆面で潜入し、「このプラン本当にお得なの?」「本当のところどうなの?」という読者の疑問や不安を吹き飛ばすべく、身を以て検証する「覆面編集部辛口レビュー」。好評につき今回のお題は…

「地上では見ることができない絶景を見ながら、美味しいものが食べたい…」

8/11(木)、今年初めて誕生した祝日・山の日にあやかりたい、そんなことを考えてみた。しかしながら、運動不足の悩みが尽きない編集部員には、日差しが照りつける猛暑日に山へ行くのは至難の業。そこで意気揚々と向かった先は、登山不要・汗もかかずに楽々行ける地上180mの別天地『丸の内ビルディング』。丸ビルの最上階へ♪

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イタリア・ミラノで3つ星獲得の有名レストランへ

©Mami Shirai(以下同)
                 

東京駅直結の丸ビルは、真夏の暑さにあたることもなくスムーズに到着。地下1階のエレベーターから、一気に最上階・36階へ向かい、やってきたのはイタリアンレストラン『アンティカ・オステリア・デル・ポンテ』。イタリアで2番目にミシュラン3つ星を獲得したミラノ本店の“世界で唯一の支店”である。

               

エントランスホールは、築140年の貴族の館を実際に移築したのだとか。そして、入口はいってすぐの通路は、幾本ものワインボトルが並ぶワインセラー様式。重厚感ある雰囲気に若干緊張しながらも、足を進める…


地上180mから眺める都心の風景

               

おお、高い! そして普段見上げているビルたちが下に見える!! さすが丸ビル最上階。

               

この日用意された席からの景色。窓際は埋まっていたものの、2メートルはある大きな窓からの景色は、どこからでも眺められる。スカイツリーは手前のビルに隠れていて少し残念だが、「あのあたりは両国だね」、「あっちはお台場?」なんて会話を繰り広げながら、食事に来たというより展望台にでも来たかのような気持ちに。高いところはどうして気持ちも高揚するのだろう。


最初のお楽しみ~アミューズ

上がる気持ちを抑えつつ、本来の目的を思い出す。そう、今日の目的は「地上では見ることができない絶景を見ながら、美味しいもの食べる」。どんなに景色が良くても、食事が美味しくなければ目的は達成されないのである。

席に着くと、ウェイターが椅子をひき、すかさずドリンクメニューを持ってきてくれた。ソフトドリンクは880円~、アルコールは1,000円前後~。糖質制限中の編集部員に優しいオールフリーも1,100円、早速注文する。

               

大きめのグラスに1瓶丸ごとグラスに注がれた。とりあえず乾杯。

               

メニュー表を見ながらワクワクを募らせていると、乾杯からほどなくして最初のお楽しみが運ばれてきた。スプーンの上に乗った一口サイズの料理。黄色い部分はにんじん風味のブリオッシュ、上にあるのはフルーティーなマイクロトマト。見かけによらずしっかりとしたアクセントが効いていて、どことなくピッツァを食べているような味わい。口の中は徐々にイタリアの世界に。

               

ひと品目の余韻が消えないうちに、2品目のアミューズが登場。こちらは淡路産たまねぎのムースに生クリームとメイプルシロップが添えられた一品。デザートみたい…と思って食べると、本当に甘い。しかし嫌な甘さはなく、淡路産ならではのたまねぎ本来の甘みとメイプル・生クリームのまろやかな甘みが絶妙にまざりあっている。個人的にもうひと皿食べたかった料理。

               

ここでパンが登場。この日はライ麦パン、米粉のパン、ミルクパン、オリーブのフォカッチャというラインナップ。ちなみにお代わり自由。どうして人間は食べ放題に弱いんだろう。まだまだ来るはずの料理のことはすっかり忘れて全種類食べた。編集部員はパンは焼きたて派だが、こちらのパンは冷めても風味がしっかりと残っていた。


彩り豊かな前菜~珍しいズッキーニソースのパスタ

               

パン2つ分の待ち時間を経て運ばれてきたのが前菜。こちらは夏魚である鹿児島産シマアジと夏野菜を合わせた今の時期ならではの一品。野菜はかじるたびにシャキ!と音がするほど新鮮。茶色いチップスはマグロのカラスミ、下の方にはアンチョビのソースとさりげないアクセントが効いており、一皿でいろいろな味覚を楽しむことができる。

               

早くも3品を完食。胃袋に余裕を残しながら続いて4品目のパスタへ。珍しいズッキーニのラグーソースに、24か月熟成された2種類のチーズと黒胡椒がかけられた初めて見るパスタ。白状すると、編集部員はチーズの臭みが苦手である。2種類もチーズがあるなんて…と思いながら口に運ぶと…「う、うまい…!」。ズッキーニのさっぱりとした味わいとチーズのまろやかさ、胡椒のスパイスが重なりあうことで、しつこくない、けれども奥深い味わいを生み出している。これは新しい発見だ。


メインは肉と魚から好みのものをチョイス

ついにメイン料理へ。選択制のメイン、肉料理は「シェフ厳選国産豚ほほ肉のプロセッコ煮込み」、魚は「旬の鮮魚のソテーを冷たいガスパチョに浮かべて」という2種類。                

こちらは同行した母が食べた肉料理。ほほ肉はナイフいらずでフォークでサクッと切れるトロトロ食感。写真にはないが、皿の周りにはヨーグルトゼリーとマンゴーなどフルーツを甘く煮たジャム状のソースが添えられていて、違った風味を楽しむことができる。

               

こちらは魚料理。魚は1種類だろうと思っていたら、スズキ・海老・ホタテと3種類のソテーが登場。何と言っても印象的なのは、スズキのプリプリ食感。噛んだ瞬間、魚が口の中ではじけるような食感は、今まで味わったことの無い感覚。トマトベースのガスパチョと合わさって、冷たいブイヤベースのような味わいに。


食後のデザート~ドリンク&プティフール

メイン料理が少しお腹に落ち着いた頃、デザートが登場。                

ライムのシャーベットに細かくカットされたメロンと生クリームが添えられた、夏らしい爽やかなデザート。コース料理ならではの満腹感に「デザートは軽めがいいな…」と思っていたところにのこの清涼感。心の中で「一本とられたな…」とつぶやいてみる。

               

デザートを食べた後は、食後の飲み物とプティフール。驚いたのは、食後の飲み物がコーヒーや紅茶に留まらず、カプチーノなどエスプレッソ系のドリンクも選べたこと。また、プティフールにも抜け目がない。紅茶と緑茶のマカロンは、甘ったるさを感じさせないふわっとしたマカロン生地で、最初のお楽しみ~デザートまで完食した後でも思わず手が進んだ。


イタリア名店のエッセンス×おもてなしの“和心”

今回のミッションである「地上で見ることができない絶景を見ながら、美味しいもの食べる」は、無事に達成された。だが、実際に店を訪れて感じたのは、この店の魅力が絶景や肩書きにとどまっていないこと。料理は全国各地で仕入れる厳選の国産食材をふんだんに取り入れることで、名店と呼ばれるミラノ本店の流れをくみながらも、日本でしか味わえないような独自性やこだわりを楽しむことができる。また、席へ着いたときにそっと椅子を引き、料理を提供するときは一品ずつ丁寧に食材・食べ方を説明してくれるさりげない心配りからは、おもてなしの“和心”を感じとることができた。ハードとソフトの両面が充実しているからこそ、また来たいと思わせてくれるのだろう…

結びは、今回同席した母のひと言。「こんなに美味しくしてもらえたら、食材も本望だね」

素敵なレストランとの出会いに感謝しながら、覆面編集部員の食巡りは続きます…


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※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※写真はイメージです。

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