「黒部ヒストリックルート」でどうでしょう?黒部ルート“名づけ親”募集

2021/09/14

日本一のV字峡谷である「黒部峡谷」と世界的な山岳景観を誇る「立山黒部アルペンルート」を結ぶ、通称「黒部ルート」をご存知でしょうか。富山県と関西電力はこのルートの2024年一般開放を目標に、安全対策工事や観光化の準備を進めています。誕生に先駆け、富山県は10/31まで新ルートの名称を募集しています。


■通称「黒部ルート」の魅力

トラベルズーメンバーにもなじみ深い「黒部峡谷」と「立山黒部アルペンルート」。この2つの旅の拠点を結ぶ新ルートは、黒部ダムと黒部峡谷の欅平を結ぶルートで、もともとは黒部川第四発電所の建設などに伴い日本電力や関西電力が工事用ルートとして整備したものです。現在は発電所の保安や工事に使われており、見学イベント以外では工事関係者以外立ち入り禁止のところ、2024年には観光用の安全対策工事を完了したうえで一般にも開放される予定です。

新ルート (参照:富山県「宇奈月~黒部ダム 新ルート始動」https://unazuki-kurobedam-route.jp/about/)

一般開放の暁には、山の中腹を垂直に貫き、200mの標高差を一気に昇降する「竪坑(たてこう)エレベーター」や黒部峡谷鉄道の終着駅・欅平駅とその「竪坑エレベーター」とをつなぐ工事用トロッコ電車のほか、蓄電池機関車やインクラインなどの乗り物でルートを進みながら、地底に作られた多様な電源施設や設備、高熱隧道(ずいどう)などを見学できる見込みだとか。

非日常の乗り物体験だけでなく、新ルートは大自然が生んだ絶景も見どころのひとつ。黒部峡谷の奥地に位置するため、これまで上級登山者しか目にすることができなかった絶景を観光できるようになるのは嬉しいポイントです。

 


■10/31締切、採用者から抽選で無料招待も

新ルートの名称募集期限は2021/10/31。誰でも応募できますが、1人1点までとし、重複が判明した場合は無効となります。採用者の中から抽選でペア3組6名には新ルートの無料招待券が進呈され、副賞として旅行券10万円分も贈られます。発表は来年1月頃の予定。特設Webサイトから応募する場合は、自分で考えた新ルート名称を記入するか、既に提示されている「宇奈月黒部キャニオンルート」「黒部宇奈月ヒストリアルート」からひとつを選んで応募可能です。

全応募者を対象に、富山県の特産品を選べる「トヤマカード」5,000円相当(10名)や黒部宇奈月カレーセット5,000円相当(10名)が当たる抽選もあります。

なお、名称は応募数ではなく、名称案や理由を参考に「新しい観光ルートにふさわしい名前」が選考される予定。同じ読み方で文字の表記(ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなど)が異なるものは別名としてカウントされます。


富山県によると、昭和初期から工事専用軌道として使用されてきた「黒部ルート」は、「人類の英知を結集した電源開発の歴史をリアルに体験できる」貴重なルート。Webサイトでは新ルートの見どころや行程が公開されているので、応募の際はぜひ熟読したいところです。

ちなみに、わたしは応募したい気持ちが逸り、提示案に「黒部宇奈月ヒストリアルート」があることに気づかず「黒部ヒストリックルート」との名を考案…。提示案と若干重複している点が悩ましかったものの、「新ルートの見どころ」ページを閲覧している際にズバリひらめいたため、直感勝負で応募しました。電源開発に挑んだ先人たちの歴史に敬意を表し、「立山黒部アルペンルート」とはまた違った魅力に溢れたルートである点を考慮しています。

トラベルズーメンバーの皆さんなら、どんな名前を付けますか?「応募してみた!」「採用されたよ!」などの感想、お待ちしております。


最新のトラベルズーストーリーはこちら


Aki Sato:
落語・講談を愛する旅行業界出身の元ニュース編集者。健康のためにダイエットを再開しました。


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※画像はイメージです。

関連情報 もっと見る

人気のページ