2023年に節目を迎える“アニバーサリー”で旅行を…“ハリポタ”スタジオツアー東京6/6開業、黒部ダム60周年、“ルネサンスの貴公子”生誕540年他

2023/03/15

2022年度も3月で終了。4月からは新年度を迎えます。春からの旅行は、2023年に節目を迎える「アニバーサリー」をきっかけに旅へ出てみませんか。


■2023年1~3月

・軽井沢『万平ホテル』長期休館へ…2024年夏に営業再開予定
2024年に創業130周年を迎えるにあたり、2023/1/4から大規模改修・改築工事を実施。再開は2024年夏を予定。どのような姿に生まれ変わるのか、今から楽しみです。

・5年ぶりのシルク・ドゥ・ソレイユ、2月に台場で開幕
2023年2月、新型コロナウイルスの影響による長期休業を経て日本に再上陸。今シーズンのツアーは「ダイハツ アレグリア 新たなる光」。東京公演は2/8~6/25(お台場ビッグトップ)、大阪公演は7/14~10/10(森ノ宮ビッグトップ)。東京または大阪旅行の際に鑑賞を組み込んでみたいところ。

・『フォションホテル京都』3月で開業2周年…京都
パリ発の美食ブランド「FAUCHON」が手掛け、2021/3/6に日本初・世界で2軒目のホテルとして開業。フォションブランドとして世界初出店のスパ「ル スパ フォション」を備え、日本とパリの美のスペシャリストによる施術が受けられるのもポイント。「京都のセーヌ川」と呼ばれる鴨川沿いに位置し、祇園、東山、四条河原町などの観光名所がホテル徒歩圏内にあるため、京都の観光拠点としてもおすすめ。

ホテルインディゴ犬山有楽苑』開業1周年…愛知・犬山
2022/3/1開業。国宝茶室 如庵を有する日本庭園・有楽苑に隣接。国内では2020年1月に開業した『ホテルインディゴ箱根強羅』、2022年2月開業の『ホテルインディゴ軽井沢』に続き、IHGホテルズ&リゾーツが手掛ける3軒目のホテルインディゴブランドの開業となり、 東海地区では初めての誕生。「名鉄名古屋駅」から名鉄名古屋本線の快速特急・特急利用で約25分、「犬山遊園駅」から徒歩約7分の場所にありアクセス条件も良好。例年6~10月にはホテル前の木曽川で鵜飼もあり。ホテル徒歩圏内には国宝「犬山城」もあり。

『ホテルインディゴ犬山有楽苑』 (画像出典 https://kyodonewsprwire.jp/release/202202287907)

■2023年4月

・“ルネサンスの貴公子”ラファエロ・サンティ生誕540年
1483年4月、イタリア中部のウルピーノ生まれ。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとともに、ルネサンスの三大巨匠と呼ばれています。バチカン市国内にある「バチカン美術館(バチカン博物館)」には「ラファエロの間」があり、「聖母の載冠」と対面可能。イタリアは3/3時点で渡航に際してのCOVID-19グリーン証明書または同等の証明書の提示が不要で、入国制限撤廃に伴い、感染症拡大以前の入国条件とほぼ同等の状態となっています。イタリア・ローマへの移動は、昨年11月に開設された羽田発着のITAエアウェイズが便利(羽田~ローマ線)。

・『直島旅館ろ霞』開業1周年、直島の中心・本村まで徒歩2分
客室露天風呂を備えたスイートルーム8室、プレミアムスイート2室、ろ霞スイート1室の計11室。国内の若手現代アーティストを中心に、全客室とレストラン棟にアーティストによる描き下ろし作品が随時企画・展示販売されているのは“アートの島”に佇む旅館ならではの取組み。ビーガンやペスカトリアンへの食事対応がある点もポイントです。

『直島旅館ろ霞』 (画像出典 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000084440.html)

・国内最大級のホテル×エンタメ、「東急歌舞伎町タワー」4月開業
ホテル、映画館、劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設などからなる高さ約225メートルの超高層複合施設。4/14開業予定。さらに、5/19にはタワーの39~47階に『BELLUSTAR TOKYO』が、20~38階に『HOTEL GROOVE SHINJUKU』という、2つのホテルの開業が予定されています(いずれもロビーは18階)。

■2023年5月

・東京優駿(日本ダービー)90回、東京競馬場…東京・府中
東京競馬場が目黒の地から現在の府中市に移転して90周年。東京優駿(日本ダービー)は90回目の開催を迎えます。今年のダービーデーは5/28。府中エリアには工場見学ができる「サントリー<天然水のビール工場> 東京・武蔵野」があるほか、築地市場に並ぶ多摩地域最大級の卸売市場「大東京綜合卸売センター(府中市場)」、創建1,900余年を数える「大國魂神社」などがあり、日帰り観光にもぴったり。

・「はやぶさ」打ち上げから20年、「宇宙に一番近い島」探訪のススメ
2010年6月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。鹿児島県にある種子島宇宙センターから打ち上げられたのは2003年5月のことでした。種子島宇宙センター内のガイド付きバスツアーは1日3回実施されており、参加は無料。事前予約制で、ツアー日の3か月前から受け付けています。種子島へのアクセスは鹿児島空港から飛行機で種子島空港に向かうか、鹿児島港からフェリーまたは高速船を利用して西之表港に向かうかのいずれか。宿泊先の候補は西之表市にありサウナ付き大浴場を備える『ホテル・レクストン種子島』、全室オーシャンビューの『種子島いわさきホテル』、地元からは「ニューたね」の愛称で知られる『ホテル ニュー 種子島』など。

■2023年6月

・としまえん跡地×ハリー・ポッター、6/16開業…東京・練馬
映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、アジア初のエンターテインメント施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京(通称 スタジオツアー東京)」。「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模の大きさを誇り、施設全てを回るのには4時間ほどを要するとか。「9と3/4番線」や「ホグワーツ特急」の映画セットのほか、14のテーマに分かれたショップも登場予定。チケットの販売開始は3/22(水)14:00。公式Webサイトより購入できます。全てのチケットは事前予約が必要となり、スタジオツアーでの購入はできません。料金は大人6,300円、中高生5,200円、4歳~小学生3,800円。

・『ヒルトン沖縄宮古島リゾート』ソフトオープン、8/26グランドオープン
みやこサンセットビーチ隣接、沖縄離島に進出する初のヒルトン。宮古空港から車で約15分、さらに下地島空港から車で約25分の好立地に佇み、“宮古ブルー”の海やサンセット、伊良部大橋を望むリゾート。6/18のソフトオープニングを経て、8/26にグランドオープン予定。公式Webサイトでは2/24から宿泊予約を受け付けています。6/18開業日は既に満室で、6/19以降はまだ空きがあります(3/17 10:05時点)。

『ヒルトン沖縄宮古島リゾート』 (画像出典 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000113350.html)

・黒部ダム竣工60周年、観光放水は6/26~10/15
1963/6/5に完成し、今年で60周年を迎えます。これを記念し、長野・大町市観光協会は「黒部ダム竣工60周年記念」Webサイトを公開。黒部ダムの歴史や信濃大町ならではの見所やグルメ情報のほか、今後のイベント情報を紹介しています。黒部ダムの観光放水期間は6/26~10/15(時刻は時期によって異なる)。3,000m級の北アルプスを貫く「立山黒部アルペンルート」内にあるため、ダムまでは長野側の「扇沢駅」から関電トンネル電気バスへの乗車が必要です(往復大人3,200円)。宿泊候補地は大町温泉郷。旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーでは『ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん』や『星野リゾート 界 アルプス』が人気を集めています。

■2023年7月

・任天堂「ファミリーコンピュータ」発売から40周年
1983/7/15発売。当時の少年少女らは今年40歳を迎え、二十歳だった青年らは還暦に。“ファミコン”の愛称で知られ、2016年には手のひらサイズのモデルが発売されました(現在は生産終了)。 旅行業界から見ると、2022年4月に京都・鍵屋町の旧本社屋が『丸福樓』として生まれ変わったことは大きな話題を呼びました。

・『箱根ホテル小涌園』7/12グランドオープン、「ユネッサン」入り放題
2018年から休業していた『箱根ホテル小涌園』が新たに建て替えを行い、いよいよ7月にグランドオープン。宿泊・滞在中遊び放題の全天候型の温泉アミューズメントパーク「箱根小涌園ユネッサン」と日帰り温泉「元湯 森の湯」を備え、グランドオープン後は全館キャッシュレス・現金不可になる予定。このうちユネッサンは現在も営業しており、3/18~4/3の利用は完全予約制。予約はユネッサンのWebサイトで受付中。

『箱根ホテル小涌園』 CGイメージ (画像出典 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000001368.html)

■2023年9月

・宮沢賢治没後90年、岩手・花巻で物語の世界に浸る旅を
1933/9/21没。「注文の多い料理店」「風の又三郎」「銀河鉄道の夜」など多くの名作を生んだ詩人・作家。岩手の現・花巻市豊沢町に生まれたことから、花巻市内には賢治の足跡を辿れる観光名所が盛りだくさん。花巻観光協会が推薦する「どっぷり宮沢賢治堪能コース」はマイカーまたはレンタカーを利用して半日をかけて「宮沢賢治記念館」や「山猫軒」などを巡る提案を掲載しており、最後は花巻温泉郷に滞在します。旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーを見ると、花巻市のホテル50軒中1位は『佳松園』(3/16時点)。今年2月には露天風呂・半露天風呂付き客室が完成しました。

・プリツカー賞受賞 丹下健三生誕110周年、作品巡りの旅はいかが
1913/9/4生まれ。“世界のタンゲ”と呼ばれ、主な代表建築作品は「広島平和記念資料館」「国立代々木競技場」「東京都庁舎」「フジテレビ本社ビル」など多数。既に解体されてしまいましたが、『赤坂プリンスホテル 新館』も丹下建築のひとつ。丹下研究室を主催し、「国立新美術館」、静岡『下田プリンスホテル』、道後『道後館』などを設計した黒川紀章や『ホテル日航つくば』や「由布院駅」などを設計した磯崎新らの教育に携わりました。

■2023年10月

・ポートメッセ名古屋 新第1展示館・コンベンション 開業1周年…愛知・名古屋
2022年10月、「ポートメッセ名古屋」こと「名古屋市国際展示場」がリニューアルオープン。「新第1展示館」と「コンベンションセンター」が新たに利用可能となりました。港区金城ふ頭に位置し、ポートメッセ名古屋の周辺には「レゴランド・ジャパン・リゾート」や「リニア・鉄道館」があります。

■2023年11月

・草津湯畑から歩いて5分、『裏草津 蕩 TOU』開業1周年…群馬・草津
2022年11月に誕生。大浴場、客室露天のほかに4つの貸切風呂もあり(有料)。湯は地蔵源泉。草津エリアでは珍しく、夕食は「創作会席」と炭火で仕上げた「炉端料理」をコース形式で提供。地蔵源泉ホテルは草津温泉の新たな散策スポットとして2021年に竣工した「裏草津」エリアにあり、湯畑までは宿から徒歩約5分です。

・「ゆっくりきて下さい。」…「ジブリパーク」開業1周年…愛知・長久手
2022年11月、「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にオープン。第1期の開園は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア。2023年秋以降の第2期では「もののけの里」「魔女の谷」の2エリアが開園予定です。チケットは全て日時指定の予約制で、6月入場分のチケットは3/10午後2時から販売中。チケットの種類は、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」セット券、「ジブリの大倉庫」券、「どんどこ森」券の3種類。「どんどこ森」にある「サツキとメイの家」は入場時間枠が設けられています。

■2023年12月

・シンガポール発リゾート『雪ニセコ』グランドオープン1周年
プレオープンは2022年8月。シンガポールの大手ラグジュアリーデベロッパーであるSC グローバル・デベロップメンツとしては初のニセコ進出。アパートメントスタイルの客室に加え、4つの貸切風呂、サウナ、フィットネスセンター、ヨガスタジオ、スパなど、地区最大のウェルネス施設を備えています。Rhythm Japan(リズム ジャパン)が運営するスノースポーツ専門店もあり、スキー&スノーボードを楽しむ施設としてもぴったり。

『雪ニセコ』(画像出典 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000109970.html)

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