「Top 20」10/26号【副読本】ビザ解禁の国“食事事情”、甘党が喜ぶご当地スイーツ、クルーズ寄港地小話他

函館 冬の観光イメージ
函館 冬の観光イメージ
2022/10/25

毎週水曜にその週最もホットな旅行情報20本を厳選して配信する会員制メールマガジン「Top 20」。10/26号も“旅のプロ”が選んだ20本の旅行商品が揃いました。今週掲載の情報に合わせ、原稿では紹介しきれなかった観光情報や旅行の小ネタ情報を一挙公開。旅行選びの参考に、ぜひご覧ください!


2019年観光ビザ解禁、サウジアラビアツアー
今週はサウジアラビアのツアーを担当しました。書ききれなかった食事事情について補足します。サウジアラビアでは、朝昼夕のなかでメインとなるのは昼食。公立の学校や政府関係の仕事は朝7時からはじまり13時半ごろには終わるので、昼食は遅めの時間に一家で食べることが多いそうです。昼食では、ヨーグルトドリンク「ラバン」や、国民食と呼ばれる「カブサ」や「サリード」が人気メニュー。「カブサ」は、米、野菜、肉などを1つの鍋で押し固めて調理した炊き込みご飯のような食事。サウジアラビアでは、豚肉は宗教牛、ヤギ、ラム、鶏、場合によってはラクダの肉などを食します。「サリード」は、預言者ムハンマドの好物だったとされる古からの料理で、ラムシチューに似ていて薄いパンとともに食べます。旅行中のグルメは旅の楽しみの大きな要素。日本ではなかなか食す機会がない中東料理ですが、この機会にぜひチャレンジしてみてください。(Shihoko Akahira)

カブサ イメージ

標高1,800mの乳白色露天風呂を持つ万座・オールインクルーシブ宿
草津が好きだけど、万座はもっと好きなわたし。滞在宿を拠点に、日帰り入浴ができる万座の宿を1日で回ったことがあります。雪見露天はこれからの季節ならではの醍醐味である一方、不安なのは現地までの運転。冬こそのんびり、公共交通機関を使って現地へ向かうのもたまには良いのでは。万座温泉へ向かうには、JR「万座・鹿沢口駅」から西武バス「万座バスターミナル」行きに乗り、「万座バスターミナル」で下車を(片道1,370円、冬期約45分)。連泊し、複数の宿の湯を愉しむのもまた一興です。(Aki Sato)

“黄金の湯”雪見露天を愉しめる福島・裏磐梯の湖畔リゾート
スイーツ大好きな私が福島で食べて衝撃を受けたのは、「凍天(しみてん)」です!保存食として食される凍み餅を、ドーナツ生地でくるんだものを油で揚げて作られるお菓子です。カリカリの生地の中に、とろーり溶けたお餅が入っていて、それはそれは大変美味しかったです。日本茶と組めば「和」のテイストに、コーヒーと組めば「洋」のテイストになる素晴らしいソウルフード。福島に行かれた際は、是非召し上がってみてください。(Hideomi Kiyose)

地中海4か国周遊クルーズ含む12日間
MSCグランディオーサが寄港するイタリア。イタリアと聞き、私が真っ先に思い浮かべたのはジェノバの街です。ジェノバと言えば、バジルを使った緑色のペースト状のソース、ペスト・ジェノベーゼが有名ですよね。日本でもジェノベーゼのパスタを口にする機会は少なくないと思います。そんなペスト・ジェノベーゼを名乗るには細かな基準があるそうで、それを満たさないものは、ジェノベーゼ"風の"ペスト、と名乗らないといけないそうです。厳しいですね。ジェノバ市内でイタリア料理を出すレストランであれば、きっと本格的なペスト・ジェノベーゼを楽しめるはずです。Buon appetito!!(Hideomi Kiyose)

全国旅行支援適用、金沢2日間ツアーが2万円以下
数年前、飛行機を利用して金沢へ訪れた際、理解はしていたものの小松空港から市内までの移動に思ったよりも時間がかかると感じたのが印象的。もちろん飛行機移動であれば新幹線移動よりも乗り物自体の速さが異なるため、空港から市内への移動時間がかかったとしても、自宅を出発してから金沢駅周辺までの移動時間は“そこまで変わらない”ですし、金沢の場合はフライトとホテルがセットになったツアーの方が新幹線ツアーより旅行代金が安くなるケースが多いのもポイント。金沢旅行は価格と移動時間、アクセスの良さを見比べながらその時の自身のベストを選ぶのが良いため、フライトと新幹線は“時と場合によりどちらも選ぶべき”なのですが、今週配信の金沢ツアーは予算上限に達していなければ全国旅行支援が対象となるツアーのため、新幹線利用でも2万円以下。見逃し厳禁です。(Keisuke Sato)

ひがし茶屋街 金沢観光イメージ

クチコミ好評のインフィニティ露天風呂付きホテル泊函館3日間ツアー
メインロープの交換工事を行う法定定期検査により、函館山ロープウェイは11/13まで運休中。「100万ドルの夜景」を一望したい場合は11/14以降に足を運ぶのが良さそう。見下ろさずとも、夜景ビューの露天風呂に浸かるのも楽しみのひとつになります。「はこだて冬フェスティバル」のメインイベントである「はこだてイルミネーション」は例年12/1~2/28に開催されますが、今年の日程はまだ公表されていません。今回は12月を含む旅行日程に残席のあるツアーを紹介しているので、旅行日と開催状況によってはロマンチックな冬の旅行を実現できそうです。(Aki Sato)

・<関西版掲載>燃油不要 滞在長め直行便×5つ星好評価ホテル泊バンコク4日間ツアー
バンコク3大寺院のワット・ポーの小ネタです。涅槃仏殿の中に煩悩の数と同じといわれる108の鉢があり、20バーツ(現在も同じ価格か不明です)で購入できるカップに入った推定108枚のコインを一枚ずつ投げ入れることで煩悩を捨てていくという体験をしました。タイ通の友人とともにチャレンジしたのですが、どうやらカップにちょうど108枚のコインが入っていることは稀らしく、途中で1つの鉢に数枚ずつコインを入れたりして、108番目の鉢で最後の1枚を入れ終わった私は凄いと言われ、とても嬉しかった覚えがあります。機会がありましたらぜひチャレンジしてみてください。(Shino Tanaka)

乳白色硫黄泉で温泉三昧 那須高原スパ&リゾートホテル2食付きプラン
那須塩原の黒磯駅前に2020年9月にオープンしたのが“森の図書館”と呼ばれている「那須塩原市図書館 みるる」。黒磯の地域活性化を目指し都市再生整備計画事業の一環として建設されたそうですが、図書館機能だけでなくカフェや展示施設、テラスなども備えています。今まで訪れた図書館の中で一番居心地が良く、魅力的な図書館でした。ちなみに同じく黒磯駅前にある「KANEL BREAD」はパン好きの間ではとても有名なパン屋で、ハード系から菓子パンまで種類が豊富なのでぜひ色々食べてみてください。(Youichi Taguchi )

名古屋2日間 “移動好き”におすすめホテル泊ツイン指定ツアー
子連れ旅行を検討されている方にお勧めしたいのが愛知。子連れで愛知に何しに行くの?と思われるかもしれませんが、レゴランド、名古屋港水族館、トヨタ博物館、リニア・鉄道館、アンパンマンミュージアム(愛知のお隣三重)などなど、子供と一緒に楽しめるレジャー施設がたくさんあります。11月1日からはジブリパークがいよいよオープンするので、ますます愛知への旅行が楽しくなりそう!(Maki Iseda)


このほかの旅行情報は今週の「Top 20」に掲載中。編集部厳選の情報が詰まっていますので、ぜひご覧ください。編集部に聞きたいこと、質問したいこと、相談したいことなどなど…、メッセージがございましたらお問合せ窓口までご連絡いただければ幸いです。

投稿先:support_jp@travelzoo.com

【編集部に聞きました 関連記事】
海外旅行動向…ハワイの前に“あのリゾート”、燃油サーチャージ不要が狙い目、ビザなし入国のシティほか
「のぞみが停まらない駅」が人気観光地の“ハブ”だった件 前編後編
両国・蔵前で楽しむ最新スポットぶらり旅 体験記
※トラベルズー記事に遷移します


※情報は、発行前日の情報をもとにトラベルズー編集部が独自にリサーチしたものであり、常に最新の内容であることを保証するものではありません。
※全国旅行支援に関する最新情報は、都道府県およびキャンペーン公式サイト等で確認してください。
※写真はイメージです。

人気のページ